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SUREFIRE / L5
タイプ SUREFIRE社製 市販ライト
大きさ
重さ 191g (実測:電池含む)
KL5(ヘッド部分)のみで80g
KL5(ヘッド)の対応機種 [6Vに最適化] 6P, D2, C2, M2
光源 LuxeonV-Portable Lambertian x 1
電源 CR123A x 2
防水性能
スイッチ 軽く押すと、押している間だけ点灯。クリックすると連続点灯。テール部分を緩めるとスイッチは機能しなくなり誤点灯を防止できる
使用可能
時間

その他 Type III Hard Anodized
CR123A電池2本付属





左から L6 , M3 , L5 , M2 , L4 , mini-MAG 2AA

ヘッド側

テール側 二重のOリングがあります

バッテリーケース部分とその他の部分での色合いが微妙に違っています

右 M2



↑ クリックすると別画面で原寸表示します

Dimage Z1 ISO200 640x480で撮影後縮小 1/6 f2.8 コントラスト弱 フォーカス∞ ホワイトバランスAUTO
M2(P60バルブ)およびSurefire L4との比較


2004年2月21日

LuxeonV(Portable)を光源とし、パワーソースにCR123Aを2本使うライトです。(このレビューはL6と重複する部分も多いと思いますが、ご了承ください。)
 このライトのヘッド部分はKL5というパーツで、C2や6Pなどの6Vタイプのライトにも適合します。L4と同様にリフレクタによって集光をしますが、ヘッドが大きく深いことからよりきついビームとなっています。この集光具合が絶妙で近距離から中長距離までを照らすのにとても使いやすいと感じます。(私の所有するL5に使われているLuxeonは大当たりだったようで、とても明るくきれいな白色でした。そのため、近〜中距離を照らした場合にはL5のほうがL6より明るく感じます)。もちろん、Surefireらしくムラの少ない綺麗な照射パターンとなっております。また、このKL5はそれほど大きくないので、M2のノーマルヘッドと交換しても、ボディー全体の大きさや長さのバランスが大きく崩れることが無いのも良いと思います。。
 あと、私が注目したのはテールスイッチなのですが、これがL4に比べ格段に使いやすくなっています。L4はスイッチが硬く、押す際にちょっと気合を入れて押すような感じでしたが、L5は柔らかくてほどよいクリック感になっておりオン・オフを繰り返しても指が疲れません。そして、テールスイッチを回転させて緩めておけば、スイッチを押しても点灯しなくなり、カバン等での持ち運びの際の誤動作防止になります。
 このライトは、上の照射比較写真を見てもらうと分かりますが、P60バルブの代替として十分に使える明るさであるといえます。その上、コンバーターによって初期の明るさを50〜60分程度維持でき、光源のLEDはフィラメント電球よりも長い寿命があります。C2やM2と持っていて、頻繁に使用する人はヘッド(KL5)または本体(L5)のリプレースを積極的に検討しても良いかと思います。
 Surefire製品の中で、LuxeonV-PortableとCR123Ax2本の組み合わせのライトには、L5以外にもL4というモデルがあります。L4はE2ベースのため小型軽量で持ち運びがしやすいサイズですが、集光力が弱めで拡散した照射パターンになっています。近距離は良いのですが、遠くを照らす際には物足りなさを感じる人も多いと思います。前述したように、その点はL5のほうがより遠くを照らすことが出来、優れています。しかし、重厚感のある、丈夫そうな見た目どおり、重さがけっこうあります。性能重視ならL5、持ち運び重視ならL4という選び方が良いかと思います。個人的な理想を言えば、L4のサイズでL5並に遠くを照らすことの出来るLEDライトなのですが、Surefire社の優れた製造技術なら実現できるであろうと思われます。将来的にそういうモデルが発売されることを期待したいです。


※ここでは私の所有するL5および、それに内蔵されたLEDをもとに書いています。LEDには色合いや明るさに個体差があることをご理解の上、お読みください。

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