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SUREFIRE / M2
タイプ SUREFIRE社製 市販ライト
大きさ
重さ 175g (実測:電池含む)
光源 キセノン球 x 1個 
(標準ではP60 が装着済。箱の中にP61 が別途付属)
P60 65ルーメン
P61 120ルーメン
 
電源 CR123A x 2
防水性能
スイッチ テール部分を回転させて締めると点灯。
テールスイッチと本体の目印を合わせた状態から押した場合は、押している間だけ点灯
使用可能
時間
P60 60分
P61 20分
その他 Type III Hard Anodized
shock-isolated bezel/lamp assembly
ランヤード(Z45)付属
CR123A電池2本付属





左から M3 , mini-MAG w/ NewBeam , M2 , A2 , L4 , Scorpion , E2e


テールにはやはりwww.surefire.comの文字が・・・
個人的には無いほうが良いように思います

いわゆる温泉マーク

六角ベゼルは転がり防止にもなり、とても良い。

テール側。二重のOリングが見えます。

金色っぽく見える部分にリフレクターが接触するのですが、その部分が動くのでショックを吸収してくれます

正面から見るとこんな感じです

左P61バルブ , 右P60バルブ
明るさ・照射パターン比較 (電池は、ほぼ新品状態での比較です)
ライト先端からターゲットまでの距離40cm カメラ:Dimage Z1 ISO100  1/50 f4.0 コントラスト弱 フォーカス1m ホワイトバランスAUTO
1280x960(1100×960でトリミング後300x261に縮小。その後Jpeg圧縮80)



2003年12月22日

SUREFIREのライトの中でも、CR123A×2本タイプのものはもっともバリエーションが多く、LEDタイプではL4、複合タイプではA2、フィラメントタイプでは6P・C2・G2・Z2・E2等があります。その中で最高峰と位置付けられているのが、Special Opsシリーズと銘打たれたこのM2です。特徴的なのは、その重厚感とショックから電球を保護する機構です。
 電球はリフレクター一体型のP60とP61(標準で付属しています)で、SUREFIREの他のライトにも採用されているものですが、そのリフレクターが接触するヘッド内部の銀色の部分が動くのです。ある程度の衝撃は吸収してくれそうな柔軟さを感じます。SUREFIREの電球は他社と比べて高価なので、こういった機構は良いと思います。また、リフレクタ一体型バルブは、バルブ交換時に直接電球を触りにくく、脂や汚れによるバルブ破損の可能性が減少します。
 明るさは、定評のあるP60系のバルブということで同じCR123A×2本タイプのE2eよりも中心輝度は高いです。しかし、照射範囲は狭いスポットタイプなので近くを照らす際には使いにくく感じるかもしれません。P61バルブを使えば、使用可能時間の短縮、高発熱と引き換えにさらに明るくなります。照射パターンはそのベゼル形状から光の周辺部に模様が少し発生していますが、全体的にはSUREFIREらしくムラが少なく綺麗です。

 このM2はその性能と質感の高さで、実用はもちろん、コレクションとしても非常に満足度の高いライトではありますが、値段もそれなりに高く、本体重量もちょっと重たい感があります。P60バルブ系のライトは他にも6P・C2・G2・Z2がありますので軽さや、用途、値段を比べて自分に合ったものを選ぶと良いと思います。もちろん「最高峰」という言葉に弱い方はM2を選択するのがベストかと思います。

使用上の注意点: 高出力なバルブのため発熱が凄く、基本的には長時間の連続点灯はしないほうが良いと思われます。無理をするとバルブ等の破損に繋がりますのでご注意ください。

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