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ArcMania and Lambda / Nano Mate

タイプ ArcMania and Lambda製MOD
大きさ
重さ 29g (実測:電池、キーリング含む)
光源 LuxeonI x 1
電源 単5電池 x 1
電池交換時はヘッド部分に内蔵されているMicroPillを落とさないように注意すること
防水性能 ベースとなっているライト(Key-Mate)は防滴
スイッチ ヘッドを締める方向に回転させると点灯
使用可能
時間
その他 Streamlight Key-MateベースMOD
ArcMania製マイクロコンバータ
本体にポケットクリップ、キーリング付。
ネックストラップ付属




キーリングやクリップとの色の統一感は本体色がブラックの方が良いです。


左から MAG-Soritaire , Arc-LSH , BF958 , Arc-AA , Firefly , LED LENSER MOON , Arc-AAA , Nano-Mate

バッテリーケースの内側にはスペーサーとして薄いアルミ板が一巻きしてあるのがわかります
Turbo-Head

左 Turbo-Head   右 Normal
(Turboのリフレクタはエポキシ接着剤で固定されています)
2003年10月下旬にアナウンスされたTurbo-Mate Headです(For インターナショナルは送料込みで13.50ドルでした)。修正を施されたBrinkmann AAA reflectorがヘッド内にエポキシ系接着剤で固定されています。Micro Illuminatorのような、タイトなスポット光を作り出します。少しでも遠くを照らしたい場合はこのヘッドの方が良いと思います。


2003年11月18日

 単5電池+マイクロコンバーターの組み合わせが実現した、とてもコンパクトなLuxeon-LEDライトです。
私はこれまで、EDC(Every Day Carry)ライトとして、車の鍵にはPhoton2、家と会社の鍵はまとめてArc-AAAに取り付けて持ち歩いていました。しかし、このライトによってArc-AAAはリプレースされることとなりました。Arc-AAAに比べて、小ささやランタイムという部分では劣っているのも事実ですが、明るさに関しては上回っており、「このサイズでこの明るさ!」という驚きが得られるライトだと思います。
 ベースになったKey-Mateにはクリップやキーチェーン、さらにネックストラップもついていますのでカバンや鍵等への取り付けのバリエーションはかなり多いライトです。この付属パーツは使い勝手を大きく広げてくれるので高く評価したいところです。ただ、個人的には本体のクリップが逆向きの方が帽子やヘルメットのつばに取り付けて簡易ヘッドランプのような使い方が出きて良かったのにという感はあります。
 バッテリーケース内部を見ると、薄いアルミが内側に巻いてあります。これはベースライトがLR44ボタン電池を使っていたためで、単5電池に置換されることにより発生する余分なスペースを埋めてくれます。がたつくことが無い反面、ちょっときつめなので電池交換の際にはバッテリーケースをひっくり返しただけでは電池が外れません。強く振るなどのコツがいります。逆にヘッド部分に内蔵されたLEDユニット(Luxeon+マイクロコンバーター)は接着剤等での固着はされていないので簡単に外れますので
誤って落とさないように気をつけてください

  標準ヘッド使用時は、同様のLEDユニットを使ったMicroIlluminatorに比べるとビームパターンは拡散しているため遠くを照らす能力は若干ですが劣ります
(後日、発売されたTurbo-Head使用時は同等になります)。明るさはLuxeonI をアンダードライブしているので、ほぼ定格動作のArc-LS等に比べると明らかに暗くなりますが、日亜5mmLEDx1個タイプのArc-AAA等に比べると2倍以上明るく感じます。これだけの明るさを単5電池1本で作り出しているので必然的にランタイムは短くなっています。それにコンバーター内蔵といっても使っているうちに光量が落ちてきますので、頻繁に使用する場合は短い期間で電池交換することとなり、ランニングコストが高くつきますのでご注意ください。
 私はキーホルダーにこのライトを取り付けてズボンのポケットの中に入れているのですが、ちょっと気になる出来事がありました。それは、ヘッドの回転がスムーズなせい(これ自体は良いことなのですが)でいつのまにか点灯していたことが4〜5回あったことです。ヘッドの緩め方が足りず、動いているうちにヘッドが締まって点灯したようです。Oリングが見えるくらいの位置までしっかり緩めておけば、誤点灯はなさそうですが、その位置ではチョット緩めただけでヘッドが外れてしまうのでどうしたものかと思っていましたが、使い始めて約1ヶ月が経過した現在ではヘッドの動きも購入当初ほどスムーズではなくなり、ほどよく固めにになったので誤点灯することはなくなりました。もし、私と同じように誤点灯してしまうことがある方はオーリング部分のグリースを適度にふき取ってみると良いかと思います。
 MODライトであること、値段が60ドル以上と高価なこと等を考えるとマニア以外にお勧めはしにくいのも事実ですが、このサイズものとしては現時点で最高レベルの明るさを持ちますので、特にスペック志向の方には魅力があるライトだと思います。


※ ここで、ご紹介しているライトは個人の自作MOD(改造)ライトです。トラブル、故障に対する保証は基本的にありませんのでご注意ください。


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