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Streamlight / Ultra Stinger
タイプ Streamlight社製 市販ライト
大きさ
重さ 464g (実測:電池含む)
光源 10Wキセノン球 x 1個
電源 内臓充電池(充電式)
防水性能
スイッチ プッシュスイッチをカチッとなるまで押すと点灯。軽く押した場合は、押している間だけ点灯。
使用可能
時間
60分
その他 標準充電器約10時間充電
集光・散光調整




MAG 3cell-Dとの比較

中にはこのようなニカド電池が入っています

集光状態

集光状態



2003年7月16日 修正


75000candlepowerのスペックを誇る強力ライトです。
写真ではちょっとわかりにくいですがSURGEScorpion以上の明るさです。さらにヘッド部分が大きいことと、焦点調整ができることで、このサイズのライトではトップクラスのの遠距離照射能力を持っています。
 このライトには発売時期によってリフレクタの形状が2種類あるようです。私の物は現時点での後期型で、凹凸加工された部分と滑らかな鏡面部分がミックスされたものになっています。前期型に比べてビームに少しムラがありますが、より遠くまで光が届きます。
 MAG 3cell-Dに近い長さがあるので大きく重たそうに見えますが、実際に持ってみるとスリムな本体は手の小さい人にも持ちやすいですし、重量配分が良いので意外と軽く感じると思います。
 電源のニカド電池は内部抵抗が少なく大電流を取り出しやすいため、使用時間にともなう明るさの落ち込み方が比較的緩やかになっています。ランタイムテストの結果グラフを見ても分かるように突然暗くなってしまう反面、電池が無くなる直前まで実用的な明るさを維持しています。充電池は過放電等、気をつけるべき点もありますがランニングコストをあまり気にせず気軽に使用できるのでとても便利です。
 点灯中はかなりの発熱が有り、レンズ面も熱くなりますのでご注意下さい。場合によってはリフレクタやレンズが損傷することがあるかもしれません。仕事で頻繁に使う人にとってはいくら性能が良いライトでも保守パーツの入手性が悪ければ実用的でないダメなライトといわざるを得ないと思いますが、Streamlightは正規輸入販売店(ルミテック日本)の保守パーツ在庫がけっこう充実しており、比較的安価で購入することが出来るのでその面では安心感があります。カタログスペックには現れませんが大事な部分だと思います。
 保守の面も加味すると、UltraStingerは仕事でバリバリライトを使う人にもお勧めできる実用的なライトといえると思います。(但し、防水性能に関してはメーカーサイトでも特に記述がありません。屋外で使用の際にはご注意ください)


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