HOME > Collection Review 日本語 > SYCLONE改
SYCLONE

タイプ MOD
大きさ
重さ 80g (電池込)
光源 WHITE 5mmLED x 16
(指向性20度と50度を8個ずつミックス)
電源 単3電池 x 4
防水性能 有り
スイッチ レバーを右に倒すと強、左に倒すと弱。
中間位置でOFF
使用可能
時間
強で6時間以上と思われます
その他






このライトはサイクロンの電球を外し、LEDに替えたものです。スイッチ部分は電流の強弱2段切り替えに対応しています。
LEDは照射角度が20度と50度のものを8個ずつ使用しています。
コズモ社(リンクページ参照)さんに依頼して製作してもらいました。
結果は大満足です。(値段もそれなりにしますが)LEDもオーバードライブせずにこの明るさと照射範囲を確保しています。(オーバードライブしてないので発熱も少なく長時間使用してもLEDの劣化が少なくてすみます。写真でみるより実際はもっと明るく照射範囲が広いです。(ただし、50度LEDを使い反射板も取り外しましたので5メートル以上の遠距離照射はあまり明るくありません)

※ ライトの改造は自己責任です。メーカー保証はなくなります。また、器具の破損、発火等危険も伴う場合があります。
 


2002年5月7日追加

懐中電灯の特集をさせていただいてから、このライトへのお問い合わせが多いので、もう少し詳しくレポートしたいと思います。

1、本体器具の入手:
 Scycloneというライトは日本に正規代理店もありますので比較的入手しやすいライトかと思います。オプション品(電池ホルダー、ヘッドバンド、ヘルメット用ホルダー等)も入手しやすいです。
値段はアメリカでは35ドルくらいから、日本でも4000円台から購入できると思います。


2、用途
 私が事故処理の際、必要としたライトはできるだけ軽く小さく、自立した状態で照射方向、角度を調整でき、防水タイプというものです。いろいろ調べたのですがなかなか角度調整ができるものがありませんでした。あっても大きく重たかったり、乾電池2個仕様の3Vタイプのものが多くLED駆動には向きませんでした。私が探した限りではScycloneが唯一条件をクリアしていたので購入しました。
 事故処理でけん引作業をするのですが、その際、車両底部を照らすには照射パターンが広く、ある程度均一なほうが作業性が向上します。また、オイル漏れ等を見るには蛍光灯に近い色が見やすいかと思い、白色LEDを取り付けることとしました。

LEDは部品自体は市販されていますので、腕に自身のある方は自分で製作も可能ですし、実際にされている方も多いです。


3、仕様
 LEDは高輝度白色タイプ(nichia製)を使用しました。一番悩んだのがLEDの照射角度と数です。l照射角度は広い50度のタイプばかりだと明るさが足りないかもしれないとのことだったので20度とのミックスにしました。LEDの数は値段(1個500円で計算しても16個だと8000円にもなります)と効率、使用時間との相談で16個としました。今考えるともう少し多くても良かったかなと思います。
近距離での広範囲照射を目的としましたので、遠距離照射は苦手です。また、注意して見ると中心部の輝度はattitudeやZIPKAよりちょっと明るいかなという程度だと思います。そのかわり、視野全体が均一に明るくなるため数値以上の明るさ感じます。上の写真でもその範囲を撮り切れていないのですが実際を見た人は誰もがとても明るいと言います。

4、その他
 もともとのスイッチ部分のつくりが電球のピンを直接抑えるものなので強度に不安があり、接触不良を起こしやすいとコズモ社さんより指摘を受け、太いピンに交換してもらいました。今のところは問題なく使用できております。
リフレクター(反射板)は構造上取り付けができなかったので、自分でアルミテープをリフレクター代わりに貼りました。(中心付近が気持ち明るくなったような気がします)

HOME > Collection Review 日本語 > SYCLONE改
<< 前のページへ戻る △ コレクションページ日本語版の先頭へ