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SYCLONE改 II
タイプ MOD
大きさ
重さ
光源 Nichia WHITE 5mmLED×37
(内訳、MAX9200mcdランク指向性20度 x 37個)
電源 単3電池 x 4
防水性能 有り
スイッチ レバーを右に倒すと強、左に倒すと弱。
中間位置でOFF
使用可能
時間
その他 強モード600mA
弱モード300mA




左:改II  右:改(初代)


2002年12月3日修正

初代Sylone改と同様にコズモさんに基盤製作をお願いしました。今回は使用時間よりも明るさを優先させています。
37LEDは全てSランク(MAX9200mcd)・指向性20度のものを使用し、強モードで初期電流約600mA、弱モードで同じく300mA程度の設定です。
まず、初代に比べ明るさは相当アップしました。Luxeonを使用したLambda Ill Pill-Q2Hと同等の中心部分の明るさが有る上に照射範囲が広くなっているため、とても明るく感じます。NICHIA-LEDで単体Luxeon(1W)を越えることができました。(価格もはるかに越えていますので当然といえば当然ですが・・・)
 色合いも初代の青っぽい白色に比べて、より好ましい白色になり対象物が自然な色合いで表現され、さらに見やすくなりました。この辺はコズモさんの方でLEDの選別(色合い、電流値等)を行っていることの恩恵かなと思います。また、指向性を20度オンリーにしたのですが初代(20度と50度のミックス)と比べた場合、やはり周辺部分の明るさというかムラは多くなりました。原因としては、以前のものは16LEDだったのでサイクロンのヘッドスペースの中心付近に整列していたのですが、今回はいっぱいいっぱいまで詰め込む形になりましたので、サイクロンのヘッド部分のふちの高さが影(ムラ)を作っていることが考えられます。それと、50度のLEDが含まれていないことも影響を与えていると思います。 ただし、照らす対象物から距離が離れると周辺部分は視野の外になり、全く気にならなくなります
 また、今回は明るさ重視ということで大量のLEDと電流を使っていますがやはり単3アルカリ電池には荷が重たいようです。強モードでは連続点灯をしていると、わりと短時間で初期光度が落ちてくるのが実感できます。通常使用は300mAモードで、必要な時に600mAに切り替えるという使い方がベターのようです。

 強モード時、中心部分の明るさがアップしたことの恩恵は大きく、ある程度遠くも十分照らすことが出来て使いやすいライトになりました。そして、私が現在、所有するLEDライトのなかでは一番明るいものとなりました。というわけで、価格分の価値はあったなと満足しております(注:自分に言い聞かせてもおります)。

※ ライトの改造は自己責任です。メーカー保証はなくなります。また、器具の破損、発火等危険も伴う場合があります。


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