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| Vital Gear (VG) / F2 |
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 左から mini MAG2AA , Surefire M2 , Surefire L4 , F2 , Surefire E2e |
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 右から3番目、レンズの隣はゴムのリングです |
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 スイッチ部。ベルトクリップは着脱可 |
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 レンズの内側は、外側と同じように曲面となっています。虫眼鏡のレンズのような中央部が厚くなっている形状ではないのでこのレンズに特筆すべき集光効果はないと思われます。 |
 左から、カトキチさん製作P-Bulb Exchange Unit、 F2標準LM2バルブ、 SurefireのP60バルブ |
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 2005年1月12日CR123Ax2本仕様のManufactured in Taiwanなライトです。 最近はLEDライトが全盛となっており、フィラメントタイプのニューモデルとなると新鮮な感じがして嬉しくなります。 VGはFB1,2,3等のSurefireの各種ヘッドに適合するボディーを発売しているだけあって、このF2もSurefire製ライトを強く意識したものになっていると思います。Pyrex素材のドーム型レンズ、HAIIIの表面処理、そして、全体的な色合いと形状はなかなかの落ち着いたよい雰囲気を醸し出しています。 私はこのライトを使ってみて、特に気に入った点が二つあります。まず一つ目は軽さです。最初に袋から取り出して手にもった際に、意外な軽さに驚きました。これは、握り部分がスリムで、アルミの肉厚が薄いことに起因していると思います。また、見た目ではヘッド部分が大きくて重量バランスが悪そうな感じがしますが、実際に電池を装着して持ってみると変な偏りもなく、重心も丁度よい位置にあると感じました。さらにベルトクリップ（着脱可能）が小さくて、スリムな本体の握りやすさをスポイルしてないのも良いです。 二つ目はバルブユニットです。 その形に見覚えのある方も多いと思いますが、サイズや形状がSurefireのP60系とほぼ同じです。試しにP60、61をつけてみたところ普通に使えました。明るさもP60と同等となっており、 中心輝度が高めで遠距離照射に優れており、照射パターンもムラが少なく綺麗です。そして、私にとって特にうれしかったのが、スポットな光でお気に入りのカトキチさん製作のP-Bulb Exchange Unit(LuxeonIII仕様)が使えることです。今まではM2につけて使っていたのですが、毎日の散歩に使うにはもう少し本体が軽いほうが楽だなと思っていたのですが、このF2と組み合わせると具合が良いのです。これによってL4と同等サイズながら、より遠距離照射が出来るLEDライトが出来上がりました。フィラメントで使ってよし、市販されているP60系の汎用LEDユニットに交換して使うもよしといった感じです。 スイッチはArc4のようなクリックストロークがほとんどないタイプで、最初は軽押しと強押しの微妙な感覚にとまどうかもしれませんが、軽押し時はあまり力を入れなくて良いので、押している間だけ点灯する使い方を頻繁に繰り返す場合は、指が疲れにくいと思います。ただ、このテールの形状は不安定ながらも直立させることができるというメリットと同時に押しにくさというデメリットがあります。特に私のように太い指でスイッチのON・OFFを何回も繰り返すと、テールの切り欠きのエッジ部分にあたる部分が痛くなってきます。 また、私だけかもしれませんが、電池交換はテール（底）を外して行うというイメージがありまして、SurefireのE2eのようにヘッドを外すタイプの場合は、間違ってテール部分を緩めて外してしまうことがよくあります。このF2はどちらを外しても交換ができるので、わたしと同じような癖をお持ちの方には使いやすいと思います。（ただし、ヘッド部分を外してしまうとバルブを落としてしまう危険も出てきます） 販売時のパッケージングがあまりにも安っぽく、電池を入れるため本体をばらした際に、内部に細かい金属くずがたくさん付着していたこともあり、正直あまり期待していなかったのですが、思った以上に良い出来で驚きました。コンパクトで軽く、そしてバルブがP60系と同等形状であることのメリットは大きく、地味ながら良いライトだと思います。 ■このライトはThunder sportsさんより、ご提供いただきました。 ※バルブについてはスプリング部分の長さ等で相性があるかもしれないので、純正でないものを試される場合は自己責任でお願いします。 |
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