HOME > Collection Review 日本語版 > Arc-AAA Premium
ARC / Arc-AAA Premium(LimitedEdition)2003年前期
タイプ Arc社製 市販ライト
大きさ 長さ 約6.9cm
直径 約1.3cm
重さ 約21.3グラム(電池含む)
光源 Nichia WHITE 5mmLED x 1
電源 単4乾電池 x 1
防水性能 3m以上
スイッチ ヘッドを締める方向に回転させると点灯
使用可能
時間
5時間のSun(太陽)モードと5時間のMoon(月)モード
その他 キーリング付
単4電池1本付
Type III hard anodized Aluminum
ポケットクリップ付き(2003/01/23現在)



他社ライトとの明るさ比較は、明るさテストのページやArc-LEのページにも掲載しています

ポケットクリップを外した状態です 

ポケットクリップ装着状態

パワーパックの下部に「LIMITED EDITION」と書かれています。



私の所有するLEまたはPremiumの照射テストです。同じモデルでも色合いが微妙に違います。
これはLED自体にばらつきがあるためで、ある程度仕方の無い部分です。
ちなみに右端のものが一番最近のものです。右から2番目のものはバージョン2.5です




2003年5月22日


■(2004年9月、Arc社は廃業しました。)

私のお気に入りのライトの一つで、普段キーホルダー代わりに使っていることもあって最も使用する機会の多いライトです。
Arc-AAAには2つのモデルがありますが、LEDのランク、本体表面のHAIII処理の質がより良いのがこのPremiumです。値段は高いですが、さすがに表面処理もきれいで良い質感を持っております。色合いも良く、個人的には安っぽくなく飽きのこないスマートなデザインだと思います。電池を外してみるとよく分かりますが本体はとても軽いです。乾電池をいれてもあまり重さを感じないのでポケットに入れても邪魔になりません。大きさも単4電池1本タイプのライトとしては最小と言ってもよいと思います。
 明るさはNICHIAのLED1個タイプとしてはトップクラスです。さすがに遠くを照らすには能力不足を感じますが近距離を照らすには良いと思います。NICHIA白色LEDはムラが少なく対象物が見やすいことが、使いやすさを更に向上させています。このライトはDC/DCコンバーターを内蔵し、電池がかなり弱るまで明るい状態(Sunモード)を維持します。Sunモード時はLEDを45mAでオーバードライブ駆動しています。電池容量がほとんど無くなると、暗いMoonモードに自動的に切り替わります。Moonモードになったら電池を交換することをお勧めします。
 また、DC/DCコンバーターのおかげで他の家電製品等では使えなくなった電池でもArc-AAAでは十分使えることがあります。(ただし、リモコンや電子目覚まし時計などはもともと電池をかなり使い切るまで動作するのでArc-AAAに使っても点灯しない場合が多いです)

 使用している電源は単4電池が1本なのでランニングコストも安く済みます。いざという時にはコンビニ等でも売っていますので入手性も良いです。電池の交換はヘッドを外して入れ替えるだけで特別な工具はいらず、簡単です。

 スイッチはヘッド部分を回して締めると点灯するタイプです。OFF状態から誤点灯する心配はほとんどありません。使っているうちに回転がスムーズでなくなった場合はゴムのOリングにシリコーングリース(固形タイプ)をつけると軽い力で回るようになります。その際、Oリング以外にグリースが付着しないようくれぐれも気をつけてください。
 
 気に入っているライトだけに、あまり欠点らしい欠点はないのですが使っているうちにスイッチの機構上、ねじ山部分が汚れます。頻繁に使う人は定期的にそのねじ山の掃除(綿棒で拭く程度)をした方が良いと思います。また、表面にギザギザの滑り止め加工がしてある上にHAIII処理によって堅いので、長期間一緒に持ち歩いた物が少し削れてしまう場合があります。表面が堅いといってもArc-AAAも使用しているうちに表面がテカテカしてきますので、あまり気にせず実用ライトと割り切って私は使っています。 それと、以前はStandardタイプとは本体色が違って外観上で違いが分かったのですが2003年モデルからは同色になり、分かりにくくなってしまいました。このナチュラルカラーがPremium(旧LE)の付加価値だっただけにちょっと残念です。
 
 このライトも2001年の発売以来こまかなバージョンアップを繰り返しています。3.0以降はその違いを判別するのが困難ですが、私の所有するものは2.5、 3.0、 3.1、 3.2(最新)になると思います。バージョンによる明るさの差は肉眼上は確認が難しいと思います。それよりも上の写真でも分かりますが、LED自体にばらつきが存在するので同じバージョンであっても色合い等が個々に違います。これは現状では仕方の無いことだと思います。良いほうに考えると個性があるともいえます。

 小さくて高性能なので多くの人にお勧めしやすいライトなだけに、値段が高いのが残念です。Premiumは別としてもStandardが今後もっと安くなることを期待したいです。


2004年7月27日

2004年6月現在のPremiumモデルです。ARC-Pのロゴがちょっと・・・。



2004年1月20日

 MAG社とのあれやこれや等があり現在はデザインが変わっております。下の写真は現在のStandardです




HOME > Collection Review 日本語版 > Arc-AAA Premium
<< 前のページへ戻る △ コレクションページ日本語版の先頭へ